絵を描くこと、表現を楽しむこと。
子どもの頃、みんなの遊びだったアートが、いつ、どんなきっかけで、セレブのステータスで、難解なパズルで、投資のネタと化していくのか。理屈や計算を学んでいくにつれ、大きな家に住むことを正解と定め、多くの人がその殴り描いた画用紙をゴミ箱に捨ててしまう。
駐車場で見つけた光る石をポケットに忍ばせおうちへ帰るドキドキ、団地の裏の茂みにポッカリとできた空洞を秘密基地にしてしまうワクワク。あの頃は誰も「そんなことして何の意味がある?」なんて責めなかった。
Stock Room Galleryは、無邪気で無意味にアートを楽しんでいた、あのピュアな感覚を取り戻す実験の場です。
失敗してもいいし意味がわからなくてもいい。
理解しようと頑張る必要もない。
君はこれ好がきなの、俺はこっちかな。いいねそのチョイス、私も好き。
表現の送受信を通して人間を認め合うこと。
それがアートの喜びで人が生きる理由だ。
こどものまんまでいらしてください。
アートは単なる娯楽です。
あなたがあなたのままで潤える場所でお待ちしてます。